2014/06/28

ヴァドヴィツェにあるヨハネ・パウロ二世の生家































ヴァドヴィツェWadowiceでヨハネ・パウロ二世の生家を訪れました。

町の広場に面したこの家は教会の横にあり、この教会には大きく元法王の肖像が掲げられています。
教会内には聖人となったヨハネ・パウロ二世の血液が聖遺物として納められています。

ヨハネ・パウロ2世の名前はカロル・ヴォイティワといいます。幼いころに信仰心の深い優しい母を失い、父親は「これからは聖母マリア様がお母さんのかわりにお前を見守ってくださるだろう」と言ったそうです。

この生家は現在ミュージアムになっており1階の入口を入ると右手にヨハネ・パウロ二世が子供の頃にこの町に数多く住んでいたユダヤ系住民の立体顔真、かつての商店の様子、そして左側が祖父、両親などについて時系列で一家がわかる展示になっています。
内部は写真撮影禁止なので今回は写真がありません。詳しく知りたい方は博物館のホームページのギャラリーをごらんください。

先に進むとヨハネ・パウロ二世の使用していたスキーウェアーなどの品が展示され、2Fに上がると、母亡きあとに父子が住んでいた部屋の中が再現されています。狭い部屋にやっと人が一人立てるぐらいの間をあけて別途が2台置いてあります。そこで父親と一緒に少年カロルは寝起きしていたそうです。
その後、再び下に降りてゆくと空飛ぶ法王と呼ばれて世界を旅した法王が集めて来た世界の土や、記念の写真、スータンから祭服などが立体的に展示されています。

人間ヨハネ・パウロ二世の偉大さに心を打たれる素晴らしい博物館だと思いました。個人の信条や宗教に関係なくぜひ見学してみたい場所です。

ヨハネ・パウロ二世の言葉を訳してみました。考えさせられることが多いなと思いました。

18世紀の末から今世紀まで続いたポーランド国家の消滅、この歴史の恐ろしい教訓を私たちは忘れることはできません。胸の痛い、実際には«負»の経験であるこの体験は、ポーランドの愛国主義のいわゆる新しい火種となったのでした。私たちポーランド人にとって«祖国»という言葉は観念的かつ感情的な意味を持ちますが、欧州、世界のどこの民も、とりわけ歴史的な大損失を受け、叩きのめされ、危機に直面し続けたことがない国の人間には«祖国»の意味の重さは理解できないことでしょう。


Museum of Family Home
of John Paul II in Wadowice
ul. Kościelna 7, 34-100 Wadowice
ホームページ

チケットはホームページで事前購入可。時間制のために、時間を指定してチケットを買います。最終入場時間は閉館の1時間20分前。