2013/10/23

歴史の町ゴルプ・ドブジンGolub-Dobrzynで古城観光&ランチ

ポーランドの黄金の秋とよく言われる通り、10月のポーランドはあちこちに黄金(こがね)色に染ま木々でみごとに彩られます。
ポーランド中北部にあるトルンから東へバスで1時間余りのところにあるゴルブ・ドブジンは、かつてはプロイセンとロシアの国境いにある二つの町でした。町の中を静かに流れる清流ドルヴェンツァ川を境にしてプロイセン側がゴルプ、ロシア側がドブジンでした。



ショパンが少年時代に夏を過ごしたシャファルニアからも非常に近く、1824年にこのゴルプ城を訪れています。(ちなみにこの城の最後の城主はショパンとゆかりのあるスカルベク家でした。)

城の歴史は古く、13世紀末から14世紀にかけて築城されたといわれます。チュートン(ドイツ)騎士団とポーランド王国軍が争奪戦を何度も繰り広げた戦場としても名が残っています。1466年からは商業面ではトルンのライバル都市として反映し、ここのゴルプ城はポーランドの国王ジグムント3世の妹アンナ・ヴァーザ姫の保護を受けるようになりました。

アンナ姫は通りの掃除を義務付けるなどして町の美観に気を配る一方、自然科学への深い関心から城の近くに植物園を作り、ポーランド国内初のたばこ栽培を行い、ゴルプの全盛期と言えるもっとも華やかな黄金時代をむかえました。

しかし、大洪水時代と呼ばれたスウェーデン軍の侵略戦争によってゴルプ城は廃墟となり、第1次ポーランド分割でプロイセン領に含まれることになりました。
その後、ポーランドへの回帰を望む人々の願いをかなえたのはナポレオン・ボナパルトでした。
フランス軍によりプロイセンから解放され希望に満ち溢れていたゴルプの町は、ナポレオン失脚後に開かれたウィーン会議で、再び国境の向こう側に置かれる運命となったのでした。
国境の町ということから、プロイセンからロシアへの密輸や闇取引が盛んになり、再び町が豊かになったのもつかの間、帝政ロシア政府の厳しい取り締まりが始まると途端に零落の一途をたどりました。

ゴルプは小さな町なので、丘の上を見上げるとお城が見えます。町の広場もとてもコンパクト。
今回は広場の角にあるVabankというホテルでランチタイム。レストランのクオリティは高く、おすすめします。ホテルはプチホテルの規模なので団体向きではありませんが、レトロとモダンをミックスさせた、インテリアは個人旅行の方には喜ばれるかもしれません。トリップアドバイザーでも高い点数がついているように、非常にクリーンでスタッフも親切なホテルです。

ゴルプ城を町から見る


城のある高台から眺めるとひんやりとした空気の中に秋がしっかり感じられました。
10月は黄葉が美しい季節。


お城の中にある地下牢。二層式です。中を見るとコインがいっぱい。

中世の首かせはこんな感じ。

中庭です。小さなお城です。

中には船や昔の生活に使われた機械類が展示されています。
入口の大砲。到着した時に、ドカーンとものすごい音で空砲を鳴らしてくれ、驚きました。

ゴルプの広場
ホテルVABANK。映画に由来する名前でおしゃれな部屋もある小さなホテルです。

レストランは団体でも利用できる広さ。料理の味も落ち着いた雰囲気も、スタッフのサービスも上々。
かぼちゃのスープのクリーム添え

チキンのフィレとほうれん草のコピトカ(ニョッキ)、ニンジンにカリフラワーのメイン。
甘すぎず、温かいチーズケーキとクリームがマッチして最高に美味でした。



ゴルプ城 ZAMEK GOLUBSKI ホームページ

HOTEL VABANK ホームページ

トリップアドバイザー

2013/05/05

相模川の鯉のぼり


週末の午後、陽気がよかったのでふらっと相模川まで出かけてみました。




ちょうど「泳げ鯉のぼり相模川」というイベントがあってこの通り。 

全部で1200匹というこの景観。 圧巻でした。

今日は往復約30km。